介護食を選ぶときに、多くの方が不安に感じるのが「本当に安全に食べられるかどうか」という点ではないでしょうか。
やわらかさ表示はあっても、実際の食感や飲み込みやすさは、食べてみないと分からないことも多いものです。
今回は、イオンで192円(税込)で購入した
キユーピー やさしい献立 おじや鮭大根を実食し、介護する家族目線で正直にレビューします。
商品概要(パッケージ情報)

商品名:おじや鮭大根
内容量:160g
購入価格:192円(イオン)

エネルギー:94kcal
たんぱく質:4.5g
脂質:1.4g
炭水化物:17.5g(糖質14.1g/食物繊維3.4g)
食塩相当量:1.1g
やわらかさ段階は「歯ぐきでつぶせる(Y2-4)」。

具材は鮭・大根・にんじん・油揚げ・しいたけで、しょうがをきかせた和風のおじやです。

なお、乳幼児向け商品ではないこと、レトルトパウチ食品であることも明記されています。
◆見た目と第一印象
袋から出すと、全体にとろみがあり、見た目はとてもやさしい印象。

スプーンですくうと、ご飯粒や具材は細かく刻まれており、一見すると「とても食べやすそう」です。

介護食としては、安心感のある見た目だと感じました。
◆実際に食べてみた感想
口に入れると、出汁としょうがの風味がふわっと広がります。
味付けは濃すぎず薄すぎず、毎日でも食べやすい、介護食らしいやさしい味です。
この点に関しては、好印象を持つ方が多いと思います。
◆「歯ぐきで潰せる」は本当?
結論から言うと、多くの部分は歯ぐきで問題なく潰せます。
特にご飯と大根、にんじんは非常にやわらかく、
噛む力が弱くても安心して食べられます。
ただし、鮭フレークと思われる部分としいたけの繊維が、口の中に少し残る感覚がありました。
完全に均一なペーストではないため、口腔内に食材が残りやすい点は注意が必要です。
◆喉に残る感じ・むせやすさは?
特に気になったのは、鮭フレークが喉に残るような感覚です。
飲み込めないほどではありませんが、嚥下機能が弱い方の場合、違和感やむせにつながる可能性はあると感じました。
噛む力よりも、飲み込む力が弱い方にとっては、慎重に様子を見ながら提供した方が安心です。
◆冷めても食べられる?温めた方がいい?

冷めた状態でも食べることはできますが、温めた方が明らかに食べやすいです。
温めることでとろみが増す 具材がなじむ 鮭フレークの存在感がやわらぐ
結果として、飲み込みやすさが向上しました。
可能であれば、お湯や電子レンジでの加熱をおすすめします。
◆向いている人・注意が必要な人
・向いている人
歯が弱いが、嚥下はある程度できる
ペーストより少し食感が欲しい
和風のおじやが好き
・注意が必要な人
嚥下機能がかなり低下している
むせやすい
食後に口の中に残りやすい
その場合は、刻む・とろみ剤を足すなどの工夫があると安心です。
総合評価
味 :★★★★☆
や わ ら か さ :★★★★☆
嚥下のしやすさ:★★★☆☆
歯ぐきで潰せるが、万能ではない
そんな印象の商品でした。
◆まとめ
おじや鮭大根は、手軽で味もよく、介護食として使いやすい一方で、嚥下面では個人差が出やすい商品です。
表示だけで判断せず、実際の食感を理解した上で選ぶことが、介護する側にとって大切だと感じました。
価格も192円(イオン)と比較的手頃なので、試してみる価値は十分にある介護食です。