はじめまして。「介護食ナビ」を運営する嚥下太郎です。
このブログ「介護食ナビ」をご覧いただき、ありがとうございます。
このブログを運営している 嚥下太郎 は、現役で医療・介護の現場で働いている言語聴覚士(ST) です。
言語聴覚士とは、「飲み込み(嚥下)」 「食べる機能」 「誤嚥(ごえん)を防ぐ工夫」などに専門的に関わる仕事をしています。
このブログは、介護をしているご家族の方、高齢のご本人に向けて、
「この介護食、本当に大丈夫なのかな?」
「どれを選べば安全なのかわからない」
そんな不安を、少しでも減らすために作りました。
介護食選び、こんな不安はありませんか?
介護食を探している方から、現場でよく聞く声があります。
・介護食の種類が多すぎて、何を選べばいいかわからない
・「舌でつぶせる」「容易にかめる」って、実際どのくらい?
・パッケージを見ても、本当に飲み込みやすいのか不安
・食べさせて誤嚥しないか心配
・できればおいしいものを食べさせてあげたい
これらは とても自然な不安 です。
介護食は
「やわらかければOK」
「介護食と書いてあれば安全」
というほど、単純ではありません。
◆このブログの特徴|実際に「食べて」レビューします。
このブログでは、市販で購入できる介護食を、運営者本人が実際に食べてレビュー します。
見た目だけの評価はしません パッケージの説明をそのまま書くだけの記事にはしません。
実際に口に入れて、
・どのくらいの力でつぶせるか
・口の中でまとまりやすいか(食塊形成)
・パサつきや離水はないか
・飲み込みにくさを感じないか
といった点を、言語聴覚士の視点で確認します。
◆ユニバーサルデザインフード(UDF)区分をわかりやすく解説します
このブログでは、多くの介護食に表示されている ユニバーサルデザインフード(UDF)区分 を重視します。
UDFには主に、次のような区分があります。
・容易にかめる
・歯ぐきでつぶせる
・舌でつぶせる
・かまなくてよい
しかし、実際の現場では、
「表示されている区分と、実際の食べやすさが違うと感じる」
ということも少なくありません。
このブログでは、
・パッケージ表記と実際の食感が合っているか
・どのくらいの嚥下機能の方に向いていそうか
・市販の一般食品と比べてどうか
といった点も、できるだけ具体的にお伝えします。
介護食は「正解が一つ」ではありません
とても大切なことなので、最初にお伝えしておきます。
介護食には「これを食べれば絶対に安全」という正解はありません。
年齢・病気・嚥下機能・その日の体調
によって、合う・合わないは変わります。
このブログは医療的な指示を出す場所ではありませんが、
「選ぶときの判断材料」
「避けた方がよさそうなポイント」
を増やすことはできます。
◆このブログで発信していく内容
このブログでは、主に次のような内容を発信していきます。
・市販の介護食レビュー
・コンビニやスーパーの商品で嚥下に配慮できそうな食品紹介
・トロミ剤の使い方・違いの検証
・「なぜむせるのか」「なぜ誤嚥するのか」をやさしく解説
・食事姿勢や介助のちょっとした工夫
介護をしているご家族が「今日から使える」情報 を目指します。
◆最後に|一人で悩まなくて大丈夫です
介護や食事の悩みは、なかなか人に相談しづらいものです。
でも、
「不安に思っていること」
「迷っていること」
それ自体が、とても大切な気づきです。
このブログが、あなたの不安を 少し軽くする場所 になれば嬉しいです。
これから、ひとつひとつ丁寧にレビューを重ねていきます。
どうぞ、よろしくお願いします。